2017年09月29日

頑張って結果を

プレッシャーに弱いという言葉がある。当然、逆はプレッシャーに強いということだ。仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、日々仕事をしているサラリーマンや社長さんは多いのではなかろうか。プレッシャーを感じるということは責任感を自覚していることだ。課せられた責任をはたすべく頑張って結果を出す。しかし結果は良いも悪いもある。プレッシャーに押しつぶされて悪い結果になることも人生ままあるのではなかろうか。


 先の秋場所は3横綱2大関が欠場して、誰が勝ってもおかしくない場所だった。人気力士や強い力士が軒並みいないから、平幕優勝もありえる下克上場所になるのではと観ていた。前半は若手の阿武咲や貴景勝の活躍で盛り上がった。名前からして強そうなのにかど番大関豪栄道豪太郎は初日に負けたが10連勝。残り4日、豪栄道は10勝1敗で4敗の横綱日馬富士とは白星3つの差があり優勝間違いなしだった。しかし豪栄道に優勝のプレッシャーが襲いかかる。12日と13日目、体が動かず真空投げでもくらったかのように平幕の松鳳山と貴景勝に連敗する。負けた途端に応援していた相撲ファンはバカだアホだと叫んだのではなかろうか。1差でむかえた千秋楽、応援する実母の前で日馬富士に負けて11勝4敗で優勝決定戦、そして完敗。唖然茫然の豪栄道。ほぼ手中にしていた2度目の優勝を日馬富士に献上したのです。プレッシャーに弱い豪栄道とプレッシャーに強い日馬富士。実に分かりやすい結末で、勝ち星は低レベルながらも一人横綱と一人大関の対決で千秋楽は盛り上がりました。

 プレッシャーに負けた大関豪栄道のため息が聞こえてきそうな気がします。自滅して優勝を逃し、屈辱で自己嫌悪に落ち入り寝汗をかいていなければいいがと思うのです。大相撲という勝負の世界にいる人ですから、いつまでも引きずってはいないでしょうが、いらぬ心配をしてしまいます。

 人生には避けては通れぬプレッシャーがあります。はたして自分はプレッシャーに強いのか?弱いのか?そう考えるだけでも冷や汗が出るのはプレッシャーに弱い?のでしょう‥。ハァ〜ッ。



Posted by longsuo at 17:05│Comments(0)guewai
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